確か、大阪万博の次の年のことだったと思う。大阪に住んでいる親戚が、祖母と私と従妹を 招待してくれて、田舎から、初めて発展目覚ましい 「関西の都」である大阪へと足を踏み入れのだった。小学生だった私には、見るもの、聞くものが全て、 物珍しかった。…
会社では、相変わらず、何事も無かったかのように 淡々と仕事し、家に帰ってからは、家事をこなし、息子が 寝た後で、新人さんたちへの「最初で最後の手紙」を 書き綴っていた。 一人一人に、思うことがあって、ついつい手紙が 長くなりがちだったが、一枚一…
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