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小さき森を愛する花  瑠璃唐草物語

瑠璃唐草の別名はネモフィラ。ギリシャ語のNemophila は、ギリシャ語の 「nemos(小さな森) + phileo(愛する)」が 語源とされています。そんな愛らしくも健気な花のように生きていきたいと思います。

そろそろ書くべき時なのでしょうかね・・・。 ツインソウル その②

そう、私が結婚して、子どもを産み育て、そろそろ

再就職をしようとしていた時、それは、起こった。

 

出張が多く、とうとう単身赴任してしまった夫。

もっと早く、社会復帰したかったのだけれど・・・。

一人っ子の息子を置いて、フルタイムの仕事を

探すのは、困難だったんですよね・・・。

 

もう、流石に限界の年齢だわ・・・。

そう思った私が、探したのは、パートの事務。

でもね、名目はパートだけれど、実際はフルタイム。

しかも、月一展示会のある仕事の為、夜9時過ぎる事も

ありました。

 

仕事はね、結構頑張れる人なんですよ・・・私。

でもね、困るのは、人間関係。

 

独身の頃も、一筋縄でないかない、おじ様たちを相手に

セクハラと、パワハラと、モラハラにと、たった一人で

立ち向かう日々でしたが・・・。

再就職してからは、これまた、一筋縄ではいかない、

おばさま方を相手に、孤軍奮闘。

 

恐らく、訴えても良いレベル?という「苛め」に只管

耐える日々。

 

そんなある日、私は、珍しく風邪が長引き、会社を休むことに。

本来は、転勤してくる上司を、迎える立場でしたが、体調が

悪くて、とてもそれどころではありませんでした。

 

なんとか持ち直した翌日、私は、少し早めに出社しました。

まだ、誰も、出社していない筈でしたが・・・。

そこに見知らぬ顔が・・・。

「あれ・・・今春入ってくる新人さん?」

そう思える程、若かった男性に、一応一礼して机に向かう私。

 

上司が出社して、その男性を紹介されました。

 

この方が、今日から、ここの責任者になるSさんです。

「え・・・・まさか・・・ほんとにSさんですか?」

「お電話でお話しした時、あまりに渋い声なので、てっきり

私と同い年ぐらいかと思ってました。お若いんですね!」

 

「え・・・若いって程でも無いけど・・・35ですよ!」

「見た目、二十代って言っても、信じますよ~。」

「あ~よく言われますね~。」

 

「あなたも、電話での声の感じと違いますね~。」

「そうでしょ・・・声は若いって言われますから・・・。」

「いやいや、そういう意味じゃないけどね・・・。」

 

そう、声は二十代な私。見た目は、いたって普通の

中年のおばさんだが・・・。

 

この出会いが、特別な意味のある、出会いだったとは、

その時、まだ私は、知る由も無かった。