小さき森を愛する花  瑠璃唐草物語

瑠璃唐草の別名はネモフィラ。ギリシャ語のNemophila は、ギリシャ語の 「nemos(小さな森) + phileo(愛する)」が 語源とされています。そんな愛らしくも健気な花のように生きていきたいと思います。

そろそろ書くべき時なのでしょうかね・・・。 ツインソウル その㊼

あの頃の私は、Sとの三度の出会いが、意地悪な

神様の「悪戯」に思えて仕方が無かった。

 

 

「意地悪な神様の悪戯」 

 

  そうでなければ、

 

「出来過ぎた、やり過ぎた、あざとい演出」

 

これが、実話でなくて、単なる「物語」だったのなら

私は、妄想癖の行き過ぎた、年甲斐もないロマンチスト。

 

ハーレクインロマンス狂いの、気持ちの悪いババアに

違いないと、読者の方より、素晴らしい勲章を

頂けたのかもしれない。(爆)

 

冷ややかな目線で読んで頂いて居る、読者の方から

そんな「声」が、聴こえてこなくもない、今日この頃。

 

 

そんなオバちゃんの、痛い「創作話」

そう、思って読んで頂いても、構いはしないが・・・。

 

しかし、残念な事に、小説よりも奇なり・・・なのが、

この世で繰り広げられる「アンビリーバボーな実話」

なのだった。

 

そして、あの頃は、いささか、お腹いっぱい気味の

過剰な演出に辟易しながらも、その物語の最後に向けて、

ただ、ひた走るしか、私には、術がなかったのだった。

 

 

もうすぐ終わる。

 

そう、それも、もうすぐ、終わるのだ!

 

私が、この会社を去れば、この「ややこしい、不思議な

関係」と、それに引きずられる、現実の人間関係にも

終止符が打てるのだ。

 

あと少し・・・・あと、もう少し。

 

当時の私は、パワハラと、モラハラと、セクハラの権化

のようなSと、ギリギリの攻防戦を繰り広げながら、

その戦いから、解放される「その日」に向けて、

指折り数える日々を過ごしていた。

 

ただ、残される14人の新人達の事が、我が子のように

心配で仕方なかった。

 

辞めて行く私が、Sの毒牙から、彼等彼女等を、

どうやって守ってやれるのか?

Sの老練な策略に掛からない為の、強力なワクチンを、

彼らに残していってあげられるのか・・・。